萩の塚通信

岡山市の操山にある古墳の一つ「萩の塚」に関した様々を綴っております

吉祥草が花をつけていました

 

今日萩の塚に着いたのが朝5時58分。

玄関を出る時にはとても綺麗な星空が見えていた。

萩の塚の南坂にかかるあたりで懐中電灯の灯りを消したが、それでもうっすら明るい程度で、今シーズン初めてランタンを灯して抹茶茶碗に注ぐ湯の量を確かめた。

 

 

まずは塚主さんや塚衆の皆さんに抹茶をお供えし、その間に周囲の枝の剪定や、写真を撮ってメールに添付送信したりして、少し時間を置いてからお下がりといった形で自身の抹茶を頂いている。

こうしているうちに太陽が向かいの尾根から頭を出してキラキラと輝き出す。

 

 

 

周囲がハッキリ見えてくると、まずは今年植え付けた萩を確認してみるが、葉っぱが枯れて萎れたように見える。それでも予て用意した肥料を根の周囲をスコップで掘って与え、土をかぶせて水を撒いた。

 

 

三勲神社跡地の萩はとても綺麗に咲いているのに何が原因かよくわからない。ひょっとすると萩の周囲が萩以外の根でびっしりと囲まれてスコップが入らないような状態になっているのが原因かもしれない。そうだとすると生存競争に打ち勝たないと育たないことになる。

 

                         三勲神社跡の萩

 

掃除をして塚衆や塚主さんに感謝をして帰ろうとして、ふと赤い色に目が止まった。

「吉祥草が咲いている!」

小さくはあるが今年も咲いてくれた。

萩で落ち込んでいただけによけいに嬉しい。

 

もっと もっと 良いことがありそうだ!