萩の塚通信

岡山市の操山にある古墳の一つ「萩の塚」に関した様々を綴っております

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

連日雨です。萩の塚内にも小さな水たまりができています。

二週間近く日本列島は雨の中。朝5時半。久しぶりに青空が見えた。 家を少し歩いた所で傘を忘れたことに気がついたが、「今日は大丈夫だろう」と思って歩き出した。奥市のグラウンドの向こうに操山旗振り台の峰が続き、頭上に青空が広がっている。 昭和50…

「萩の塚」にて  父との思い出

この写真は90歳の父が萩の塚のすぐ手前で抹茶を点てている様子です。 昭和14年家本為一先生が発起人となり以来80年。岡山市長はじめ岡山の名士が多く集い、遠くは棟方志功や河合寛二郎など人間国宝も来岡談笑した「萩の塚」での集まり。 しかし数年前…

萩の塚の様々を綴った「萩の塚物語」を再配信しました

16年前に私(ブログ管理人)の兄が、萩の塚や萩の塚衆など様々なことを綴った「萩の塚物語」を冊子にし、またネット上にもアップしていた。それを私の仕事上のホームページにもリンクさせていたのだが、ホームページのリニューアルに伴いネット上から消え…

最後の塚衆が他界して、残された塚は

前回書いた記事から10年が経ってしまった。 萩の塚に登り続けた父守屋正直が、2020年 令和2年10月12日に百歳で他界した。私は父が亡くなってから、父を想うと萩の塚が、萩の塚を想うと父が重なる。その気持ちをより強く感じるようになった。 父が…

祖父が登り、今も父が登り続ける懐かしい故郷の山

上記写真の少年は私(管理人)です 私が物心のついた頃から父は操山に登っていた。小学校の頃父について何度か萩の塚に行ったことがある。朝4時過ぎ、真っ暗な中を怖くてビクビクしながら父の後を離れないようにしてついて行った。父の下げるカンテラの灯り…

岡山市民に親しまれている操山。

ここに萩の塚と呼ばれる古墳があり、早朝の喫茶と談笑が萩の塚衆と呼ばれる面々によって70有余年続けられています。 。 この集まりは1938年から聖人弁護士家本為一によって始められ、以来人間国宝の棟方志功、河井寛次郎をはじめ多士済々の人達がこの…