今までは萩の塚に6時台に行っても暗くて掃除が出来ないため家を遅めに出ていた。
しかし最近は夜明けが早くなった為、今までと同じ時間に家を出るとすでに外は薄明るくなっている。
やがて息を切らして萩の塚に着いた頃には綺麗な朝日が塚を照らす。
塚に向かって手を合わせたあと、塚主さんと塚衆に抹茶を出す。しばらくゆっくりした後に自身も抹茶を一服すると、ぼちぼち掃除にとりかかる。
まず落ちた枝やうっかり落としたと思いたいお菓子の入れ物やビニール袋空き缶などを拾う。それから葉っぱを箒で掃いた後に、熊手を使って枯山水庭園のように模様をつけて掃除は完成する。
こうして萩の塚から清々しくて素晴らしい一日が始まる