萩の塚に「猫の嫌いな匂いと刺激」と書いてある忌避剤を試しに撒いた結果は、上記の写真のようにさらに激しく荒らされ、地面剥き出しの禿山のようにされてしまった。どうやら猫の忌避剤は逆効果を招いたようだ。
貴重な吉祥草も荒れてなぎ倒された状態だが、最も大きな被害はシャガが生えていた側であり、枯れたシャガを10本ほど集めて植えてみたがおそらく根付くのは難しいように思える。
本来ならシャガは今時分から咲き始める。
下の写真は昨年の4月3日に同じ場所で撮影したものだ。
およそ10年以前にイノシシは操山には生息していなかった。
岡山市内にイノシシが現れたといったニュースが流れていた記憶があるので、おそらく岡山市の北あたりから住宅街を抜けて操山に逃げ込んだのではないだろうか。
それらが増殖しているのだろう。
ともかく萩の塚では当面イノシシとの共生の年月となる。
まるで「もののけ姫」のような物語である。